
今回のエピソードでは、前回に引き続き、元ダンサーで理学療法士の大島奈都子さんを迎え、「現役ダンサーが今からできるキャリア準備とマインドセット」を深掘りしました。
レッスンの工夫からセカンドキャリアの見つけ方、完璧主義との付き合いまで、今日から取り入れられる実践ヒントが満載です。
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📋要約
📌楽しい×効果的=続けられる身体づくり
プランク中にボールを転がすなど“ゲーム化”で負荷を自然に上げる工夫が秀逸でした。
まず正しいフォームを確認→遊び要素を加える流れで、苦手意識を軽減しながら成果を出すのがポイントです。
ティーン向けワークショップでは折り紙や色鉛筆を使い「体幹を見える化」する発想も◎。
📌セカンドキャリアの入口は「自己理解」
「カンパニーで自分に求められている役割は?」「なぜ私はバレエが好き?」など、問いを通じて長所と傾向を言語化します。
奈都子さんは“決められた型を磨く”ことに喜びを感じる自分を知り、PTでの強み(支える二番手役)に繋げました。まず自分を認めることがエネルギーの源です。
📌人脈は“未来のチャンス通帳”
コミュニティ参加やカンファレンスでの発信が、思いがけない出会いと機会を連れてきます。
SNSでの小さな発表が大学での仕事に繋がった実例も。興味が薄い分野でも“とりあえず顔を出す”姿勢が、後のキャリアを広げます。
📌迷いに負けない「プランA〜C」思考
大きな選択のときは常にA・B・Cの複線を用意。Aが難しくてもB、最悪Cへ素早くスイッチできれば“失敗”になりません。落ち込みの時間を減らす実務的メンタルハックです。
📌完璧主義&自己評価の低さをほどく
「根拠なく悪い結論に飛びつく」などの“認知のゆがみ”に気づくことが第一歩。事実ベースで考え直す習慣が、現場での不安を和らげます。
今日できる小さなアクションに集中すると、ネガティブに割く時間が自然に減ります。
📌海外経験がくれた視点
文化や言語の違いに揉まれることで固定観念が外れ、「目の前の人を見る」姿勢が育ちます。予期せぬ出来事に強くなるレジリエンスは、どの仕事でも武器になります。
詳しくは、ポッドキャストでお聞きください🙋🏼♀️
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大島奈都子さんプロフィール
https://www.therapyenpointe.com
5歳からクラシックバレエを始め、国内外のコンクールで入賞。ロシア・モスクワ国立舞踊アカデミー、カナダ・アルバータバレエスクールに留学後、米国ではタチアナ・ベレノヴァ氏に師事。2010年「World Ballet Competition」で女性最高得点を獲得し、ルーマニアやウルグアイの国立バレエ団で活躍。
幾度もの怪我と手術を経て2015年に引退するも、高校時代から関心を寄せていた解剖学や治療の道へ進み、米国で理学療法博士号を取得。現在はアーカンソー州で臨床に携わりながら、ダンサーのための専門サービス「THERAPY EN POINTE」を運営。
また、早稲田大学人間科学部 eスクール教育コーチ、人間総合研究センター招聘研究員として、教育や研究活動にも力を注ぎ、ダンス医科学の普及と発展に取り組んでいる。
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