
今回のエピソードでは、元バレエダンサーで現在は理学療法士として活躍されている、大嶋奈都子さん をゲストにお迎えしました。
華やかな舞台から医療の現場へと歩みを進められた奈都子さんのストーリーは、多くのダンサーにとって希望と学びになると思います。
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📋要約
📌華やかな舞台と数々の怪我
奈都子さんは幼い頃からバレエに情熱を注ぎ、ボリショイ・バレエアカデミーへの留学や、ルーマニア国立バレエ団、ウルグアイ国立バレエ団など世界各国でキャリアを築いてこられました。
しかしその裏では、疲労骨折や手術を繰り返すほどの大きな怪我との闘いが続いていました。夢を追いながらも常に痛みと隣り合わせで踊ってきた経験が、のちの理学療法士としての仕事に繋がっていきます。
📌第二の夢「理学療法士」への転身
度重なる怪我により引退を余儀なくされた奈都子さん。ダンサーとしてのアイデンティティを失う苦しみの中で、支えとなったのは「人をサポートしたい」というもう一つの夢でした。
中学時代から整体の勉強をしていたほど、人の身体と向き合うことへの関心は早くから芽生えていたのです。アメリカで理学療法士として再スタートを切り、現在は一般患者さんの治療に加えて、ダンサーに特化したセラピーを提供されています。
📌ダンサーならではの視点でのケア
奈都子さんが大切にしているのは「怪我の予防」と「パフォーマンス向上」を両立させること。
適切なウォームアップ
睡眠や栄養の重要性
怪我と筋肉痛の違いを理解すること
こうした基本を徹底することが、ダンサーの未来を守る鍵だと語られています。また、現役を知るからこそ、ダンサーに寄り添ったアドバイスやメンタル面でのサポートもできるのが奈都子さんの大きな強みです。
📌キャリアの選択肢を広げる
バレエに全てを捧げたあと、道を見失う方も多い中で、奈都子さんは「もう一つの夢」を形にされました。ダンサーとしての経験を新しいキャリアに活かすことができるという事実は、多くの人に勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
詳しくは、ポッドキャストでお聞きください🙋🏼♀️
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大島奈都子さんプロフィール
https://www.therapyenpointe.com
5歳からクラシックバレエを始め、国内外のコンクールで入賞。ロシア・モスクワ国立舞踊アカデミー、カナダ・アルバータバレエスクールに留学後、米国ではタチアナ・ベレノヴァ氏に師事。2010年「World Ballet Competition」で女性最高得点を獲得し、ルーマニアやウルグアイの国立バレエ団で活躍。
幾度もの怪我と手術を経て2015年に引退するも、高校時代から関心を寄せていた解剖学や治療の道へ進み、米国で理学療法博士号を取得。現在はアーカンソー州で臨床に携わりながら、ダンサーのための専門サービス「THERAPY EN POINTE」を運営。
また、早稲田大学人間科学部 eスクール教育コーチ、人間総合研究センター招聘研究員として、教育や研究活動にも力を注ぎ、ダンス医科学の普及と発展に取り組んでいる。
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