今回のエピソードは、前回前々回に引き続き、元ダンサーであり、現在は保育の世界で活躍されている青木美佳さんのインタビュー第3回目(最終回)。




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📋要約



📌「やりきった」その先にあるもの


美佳さんは30代後半までダンサーとして活動し、その後、自らの意思で保育の道へと進まれました。表現活動を通して何を実現したかったのか、何を探していたのか。それが自分の中で明確になったとき、「もうダンスでなくてもいい」と自然に感じたと言います。


📌第2のキャリアはゼロからじゃない


「今までの経験をゼロにしないで、積み上げた上にさらに何かを築く」。その言葉には、多くの経験を重ねてきた方への大きな励ましがあります。過去のキャリアを否定するのではなく、活かすこと。表現を通して得た満足感や達成感は、どの業界でも力になるものです。


📌子どもの未来と自分自身の価値


保育の世界に進んだ理由には、自分自身の心の発達課題を乗り越えたいという思いがありました。そして「今目の前にいる子どもたちが、未来の社会をつくっていく」という視点から、自分の経験が次世代のためになるのではと感じるように。子どもの心という“究極の創作物”に向き合うことが、彼女にとって新たな表現の形となったのです。


📌自分自身との対話を大切に


自分の価値は何か?何を求めているのか?それを言語化することの重要性を、美佳さんは語ってくれました。迷いながらでも、何かを求める気持ちを持って歩むこと。それが次の一歩につながるのだと。


📌舞台の外にも広がるダンサーの力


ダンサーは、非認知能力――感じる力や創造力に長けた存在です。それは保育業界のような保守的な分野でも、大きな価値をもたらす可能性があります。「異なる価値観をもつ私たちが、新たな化学反応を起こす存在でありたい」。その言葉には、未来への希望が詰まっていました。


📌経験を次の世代に渡していく


「私が受け取ったものを、自分の価値観をプラスして次の世代に渡していく」。美佳さんが語る未来図には、これまでの人生を受け入れ、次につなげる覚悟と愛情がにじんでいました。





詳しくは、ポッドキャストでお聞きください🙋🏼‍♀️


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青木美佳さんプロフィール


・大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊専攻在学中より、劇団☆新感線に参加

・劇団四季に入団

・劇団四季退団、モダンダンサーとして、現代舞踊協会主催公演や文化庁公演、海外公演など多数参加

・1997年N.Y留学。マーサ・グラハム、マース・カニングハムテクニックを学んだ後、イギリスにてコンテンポラリーダンスを学ぶ

・帰国後、ダンサーとして数々の舞台に出演すると同時に、ダンスユニットM-trapを主宰し、多くの作品を発表。自身の経験によって培われた独自のメソッドによって、身体と精神の調和をはかる。その表現は、外見からは創造できない力強さを見るものに与え、緊張感ある舞台を作り上げる。その心技体は、海外の一流プレイヤーにも引けをとらない。

・1999年、文化庁国際文化交流員としてエチオピアを訪問する


・社会福祉法人檸檬会 保育安全部部長兼CCD(Chirld communication designer)

・保育士/幼稚園教諭第Ⅰ種/心理士

・日本心理士学会員、オーストラリア クイーンズ大学認定PPP認定プロバイダー

・東京都保育士キャリアアップ研修講師 

・社会福祉法人檸檬会における保育分野の研究、統括、保育者育成

・法人内約70園の認可保育園、小規模保育園、企業主導型保育施設、学童保育施設へのコンサルタント

・海外向け研修及びコンサルタント

・保育研究においては、「アートと保育の親和性」「探求型幼児教育の醸成」「日本における幼児期の金融教育の在り方」、「子どもの人権、子どもの主体性を大切にした保育」など幅広く行い、それに基づいたプログラム開発を行う


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